厚生労働省は2010年4月から、キャリア形成促進助成金「実践型人材養成システム」を開始する。訓練は、新規学卒者を中心とした新規採用者のほか、中途採用、すでに雇用している自社の非正規労働者のキャリア・アップによる正社員化にも活用できる。長引く不況で採用抑制が続く中、助成金制度の活用によって教育訓練の負担を軽減し、雇用促進を図る狙いがあり、対象者を新たに雇用し、企業の将来的な中核人材として育成する