昭和20(1945)年8月15日、天皇自ら終戦を告げる「玉音」が放送された。大本営は8月16日、自衛をのぞく戦闘行動を禁止し、8月22日0時をもって、支那方面艦隊をのぞく全ての部隊にいっさいの戦闘行動を禁じた。だが、この時点では連合軍はまだ日本に進駐しておらず、その出方について不透明な点もあった。なかでも問題視されたのが、「国体の護持」(天皇を中心とする国家体制)がどうなるか、ということである。