10代からのひどい潔癖症で、家にひきこもって鬱屈とした日々を送っていた著者。20代になり、やっと心療内科に出向いた彼女についた病名は「強迫性障害」。投薬治療を重ねるうちに、彼女の精神は少しずつだが回復の兆しを見せるのだった――。本稿は、難波ふみ『気がつけば40年間無職だった。』(古書みつけ)の一部を抜粋・編集したものです。自分は「強迫神経症」だと分かった18歳青く鬱屈とした日々を送るなか、繰り返す掃除と