将棋の第55期新人王戦決勝3番勝負第1局が4日、大阪・関西将棋会館で指され、服部慎一郎六段(25)が高田明浩五段(22)に131手で勝利した。振り駒の結果、服部が先手になり、戦型は矢倉へ進んだ。終盤は形勢が二転三転する接戦を抜け出して制した。「やってみたい形だったが、先手番の主張を失った。自然に指して悪くなるようでは、作戦が良くなかったかなと思う」服部は昼食休憩明け、高田に天王山への角出を許して飛車を1