ソフトバンクが23日のオリックス戦(京セラ)に9―4で快勝。1938年に大阪で産声を上げた南海ホークス発祥の地で4年ぶりのリーグ優勝を決めた。選手会長の周東佑京内野手(28)は深い悲しみを胸にしまい込み、攻守でチームをけん引した。今季はリードオフマンに定着してプロ7年目で初の規定打席に到達。野球人生の転機ともいえるシーズンだったが、4月に闘病中だった最愛の母を亡くしていた。悲哀に満ちた一年、戦い