【ニューヨーク=工藤彩香】岸田首相は22日午後(日本時間23日未明)、ニューヨークの国連本部で開かれた「未来サミット」で演説した。国連安全保障理事会について、ロシアによる拒否権行使などで機能不全に陥っていることを念頭に改革の必要性を訴えた。首相は演説で、世界は「歴史の転換点にある」とし、ウクライナ侵略を続けるロシアや覇権主義的な行動を強める中国を念頭に、「力による一方的な現状変更の試みは許され