◆JERAセ・リーグ阪神1―0巨人(22日・甲子園)剛腕の血が騒いだ。6回無死満塁、阪神・才木浩人投手(25)は「やべーなあ」と動揺したが、強気な心だけは失わなかった。サインに首を振ってまで選んだ真っ向勝負。長野、坂本、代打・大城卓に対し、わずか4球、オール直球で絶体絶命の危機を脱した。「しっかり攻め切れて良かった」。7回7安打無失点で13勝目。4イニングで得点圏に走者を背負うも、粘りに粘っ