Takahiko WadaKentaro Sugiyama[東京20日ロイター] - 日銀の植田和男総裁は20日、金融政策決定会合後の記者会見で、8月以降の為替円高を踏まえると「年初以降の為替円安に伴う輸入物価上昇を受けた物価上振れリスクは相応に減少している」と指摘、政策判断に当たって、市場不安定化の背後にある海外経済の状況を確認していく「時間的な余裕はある」と述べた。植田総裁は、経済・物価見通しが実現していけば、それに応