岸田文雄首相は21日から4日間の日程で米国を訪問する。在任中最後の外遊となる。東部デラウェア州ウィルミントンで日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」の首脳会議に臨み、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に緊密な連携を確認。国連総会開催中のニューヨークを訪れ、ライフワークである核軍縮などの重要性を訴える意向だ。首相は10月1日に退陣する見通し。退任間際の首相の外国訪問は異例だ。首相は今回の訪米を含め、