9月半ばにかけて、南シナ海やフィリピンの東、さらにマリアナ諸島付近で、台風など熱帯擾乱が発生しやすいでしょう。日本から離れた海域で発生する台風は、発生してから北上して日本に近づくまで、発達を続ける期間が長くなります。例年では、秋の台風は、本州付近まで北上すると、偏西風に乗って、動きが速くなることがあります。ところが、今年は台風が本州付近まで北上しても、台風を動かす風が吹いていないこともありそうです