コメの相対取引価格の推移2024年産米の価格が値上がりする公算が大きくなっていることが28日、共同通信の調査で分かった。足元でコメの品薄感が続き、新米への需要が高まっているためだ。資材も高騰し、JAグループが生産者に仮払いする「概算金」は、前年に比べ2割以上の増額提示が相次いでいる。店頭価格に一定程度、反映される見通しで、今後の収穫次第では需給が引き続き逼迫し、家計の負担が増す懸念がある。概算金の水準