エスペランサ・スポルディング(Esperanza Spalding)がミルトン・ナシメントと連名でアルバムをリリースすると聞いたとき、自分としては何の驚きもなかった。遡ると2008年の『Esperanza Spalding』でミルトンの曲「Ponta De Areia」をカバーし、2010年の『Chamber Music Society』でもゲストボーカリストとして彼を迎えている。その後、エスペランサはコンセプチュアルな作品が続くようになり、カバー曲は姿を消し、ゲストの起用