グラウンドに緊張感が走った。2024年8月1日の広島―DeNA戦(マツダ)。広島が1点リードの6回に大瀬良大地が内角に投じたシュートが、宮崎敏郎の左肘を直撃した。いまは球団の垣根を超えて選手同士の交流が盛ん4回の2打席目でも初球の直球が頭部付近に来た「伏線」があり、宮崎はマウンド上の大瀬良に怒りの表情で詰め寄った。DeNAの田中浩康守備兼三塁ベースコーチ、広島の会沢翼らが慌てて間に入り、三塁ベンチから駆け付けた三浦