日銀による政策金利の引き上げは不動産業界にどこまで影響を与えるのか(記者撮影)7月31日の日本銀行による政策金利の引き上げ決定を受け、日経平均株価が調整局面に入っている。8月2日の日経平均株価の終値は、前日比2216円63銭(5.8%)安の3万5909円70銭。2営業日連続の下落となった。下げの目立つ業種の1つが、不動産関連株だ。利上げ決定の翌日、8月1日の終値ベースでは、東証33業種の中で最も下落率が高かった。三井不動産