NHK大河ドラマ「光る君へ」第29回「母として」では、紫式部(吉高由里子)が幼い娘の賢子に『竹取物語』を読み聞かせる場面が描かれました。紫式部はその著書『源氏物語』の中で『竹取物語』のことを「物語の出で来はじめの祖」と書いています。「作り物語の最初の作品」という意味です(竹取物語は平安時代前期の成立と考えられ、作者は不明)。 【写真】娘・賢子に『竹取物語』を読み聞かせた紫式部を演じる吉高由里子 我