1975年にデビューしたアメリカのエンジェルが、47年ぶりとなる2度目の来日公演を果たした。2020年に決まって以降、コロナ禍での二度の延期を経てようやく実現したのである。エンジェルは全身を白いコスチュームでまとい、中性的な美しいルックスとキーボードを前面に押し出したファンタジックなハードロックサウンドが魅力であり、特にパンキー・メドウス(G)は、当時の音楽界で最もハンサムな男性の一人とみなされていたようだ。