銀行トップの中で、三菱UFJフィナンシャル・グループの亀澤宏規社長への賛成率が最も低かった(撮影:今井康一) 上場企業に求められるガバナンスの水準が高度化する中、株主総会で会社提案に賛同してもらうハードルも上がっている。中でも銀行は低迷するROE(株主資本利益率)や多額の政策保有株式などがネックとなり、会社の顔である代表者の人事案に反対票が集まりやすい。銀行のトップは今年の株主総会において、投資家からど