東京藝大では何を教えているのだろうか。アート・アンド・ロジック社長の増村岳史さんは「入学後はひたすら自己表現を探求する。東京藝大美術学部の必修科目のうち7割が実技科目だ」という――。※本稿は、増村岳史『東京藝大美術学部 究極の思考』(クロスメディア・パブリッシング)の一部を再編集したものです。■「自己表現の探求」をひたすらしていく東京藝大の美術学部と聞いて、皆さんがすぐ頭に思い浮かべるのは、油絵科(