「ひょうたんから駒みたいなもの」。第71回サン・セバスティアン国際映画祭で、俳優の藤竜也(82)が映画『大いなる不在』(7月12日公開)の演技によって日本人俳優としては初となる最優秀俳優賞を受賞した。【写真】世界が認めた名演技完成作に魂の振動「上映後に長いスタンディングオベーションがありましてね。映画祭では作品を讃えるという意味でセレモニー的にスタンディングオベーションをすることがあるわけですが、サン・