紅蓮の炎をあげる機体から素早く逃げ出す乗客たち。1月2日、海保機との衝突事故で日本航空機の乗客全員が“奇跡の脱出”を果たせたのはキャビンアテンダント(CA)の的確な指示があったからだといわれている。それから約2週間後、日本航空が発表したトップ人事は絶妙のタイミングだったといえる。同社の新社長に昇格する鳥取三津子氏(59)が、CA出身だったからだ。【写真を見る】CAからJAL社長に上り詰めた鳥取三津子氏「私たち