廃墟のまま放置されている住宅の所有者は、その家をどうするつもりなのか。各地の放置分譲地を取材するブロガーの吉川祐介さんは「持て余して放置しているのではないかと都合よく解釈していたのだ、実際は違った。所有者さんに直接話を伺うと、売る気がない人が多く、放置することへの危機感もなかった」という――。筆者撮影別荘地名目で販売された九十九里平野の分譲地。家屋は1戸もない。(千葉県横芝光町屋形) - 筆者撮影■別