第19代M-1グランプリの王者は「令和ロマン」だった。決勝戦の2本のネタやツカミでの笑いの取り方を見ても納得の優勝だったとは思うが、個人的にはモグライダーを推していただけに、少しだけガッカリ。芝大輔とともしげのコンビ、モグライダー。彼らのネタは大枠だけを決めておいて、ほぼぶっつけ本番で行う。ともしげがアワアワしたり噛んだりするのを芝が上手に誘導して笑いに繋げる、という彼らのネタは、往年のコント55号に