聴覚障がい者用の人工内耳を輸入・販売する「メドエルジャパン」(東京都)の50代女性社員が、仕事を外されるなどのパワハラにあったとして、同社を相手取り、約990万円の損害賠償などをもとめていた裁判で、和解が成立した。原告・被告双方が認めた。和解は11月22日付。1審・東京地裁は今年4月、複数のパワハラを認定して、同社に約220万円などの賠償を命じていた。原告側が控訴して、東京高裁で係争中だった。【提訴会見の記事】