独立行政法人国立科学博物館(以下、科博)は、コロナ禍に伴う入館料収入の減少や光熱費の高騰などで活動の継続が困難になるとして、2023年8月からクラウドファンディング(CF)をおこなっている。11月4日時点で、目標金額1億円を優に超える約8億6000万円が集まっており、このままいけば大成功のCF事例となりそうだ。一方で、「国立」の名がつく施設でありながらCFをしなければ運営が立ち行かない状況に疑問を覚えた人もいるのでは