北朝鮮の黄海北道(ファンヘブクト)は、広い平野が広がる穀倉地帯として知られているが、道の東部は山がちな地形で、稲作より麻、タバコなどの畑作が一般的だ。また、山地が大部分を占めるため、それを利用した牧畜も盛んに行われている。そこで飼われていたヤギが大量死する事態が起きた。現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。今月中旬、麟山(リンサン)や瑞興(ソフン)の牧場で飼育しているヤギの約4割が死んでしまう事態が