北朝鮮の首都・平壌の北にある空の玄関口、平壌国際空港、通称は順安(スナン)空港には、中国の北京、瀋陽、ロシアのウラジオストクの定期便3路線以外にも、中国各地へのチャーター便や、時々運航される国内線などの路線が存在した。一国の首都の国際空港としては、離着陸する便数が極度に少なく、金正恩総書記が様々な注文を出して、2017年にようやく完成にこぎつけたターミナルビルは、閑散としていた。しかし、わずかばかりの