東京湾に浮かぶ人工の埋立地で大量繁殖した野良猫を助けるため、保護シェルターを購入したいとうたったクラウドファンディングで、多額の寄付を集めたにもかかわらず、その物件を購入しなかったとして、支援者のうち24人が9月26日、寄付を募った動物愛護団体の代表を相手取り、計78万3888円の返還を求める訴訟を東京地裁に起こした。訴状などによると、この動物愛護団体の代表は2022年1月から3月にかけて、川崎市の埋立地「扇島」