大阪地裁で5月、裁判を録音しようとした中道一政弁護士に3万円の過料を命じた制裁裁判について、最高裁判所第3小法廷(宇賀克也裁判長)は7月10日付で特別抗告を退けた。決定が確定する。「法廷等の秩序維持に関する法律」に基づく制裁裁判で、弁護人が対象となったのは1985年以来の異例の事態だった。中道弁護士は「具体的な理由への言及はなく、法廷録音についての見解を得られなかった。でも公正な訴訟記録を求め続けます。負け