青森市の公園にあるスピーカーから、そこに生息するはずのない鳥の鳴き声が聞こえてくる--。市民から寄せられた指摘に、青森市は「鳥害対策」だと回答した。花見の季節にはおよそ650本のソメイヨシノが咲き誇り、桜の名所としても知られる市営「合浦公園」では、約10年前からひっそりと猛禽類の鳴き声を流していたという。10年もの間、特に指摘を受けることもなかった取り組みに気づいたのは何者なのか。(編集部・塚田賢慎)●「