北朝鮮には、特別市、道ごとに輸血所(献血センター)があり、無償で血液を提供する献血と、有償の売血が並行して行われている。売血の代償は100グラムあたり2000北朝鮮ウォン(約34円)、または飴か砂糖だった。売血するのは主に親から経済的援助を受けられず生活の苦しい若者や、経済的に苦しい人々が多かった。しかし最近になって売血する人の数が減り、地方の病院では輸血用の血液や血漿が不足する事態となっている。米政府系