性交後72時間以内に服用すると約8割の確率で妊娠を回避できる「緊急避妊薬(アフターピル)」が今夏にも、一部薬局で処方箋なしで販売される。利用の実態調査・研究のための試験的な運用で、厚生労働省が6月26日、決定した。アフターピルのスイッチOTC(一般用医薬品等)化を巡っては、2017年に厚労省で議論されながら見送りになった経緯がある。2021年から再検討が始まり、2022年末から2023年1月までのパブリックコメントには約4