江戸時代にも勿論あった歌舞伎界の男色習慣「早朝から夕刻までは舞台を勤め、夜は男の相手」異なる性を演じる“境のゆるい”世界 「“歌舞伎はもともと女が男を演じ、同時に男も女を演じる“という性の境のゆるい中で、エロスが醸成されてきた」という。今回は歌舞伎界のBL文化の歴史を『ヤバいBL日本史』(祥伝社新書)から一部抜粋・再構成してお届けする。 熱心に口説けば世間並みの衆道のように、その人と男