アダルトビデオを撮影して、インターネットに公開・販売するにあたり、AV出演被害防止・救済法(いわゆるAV新法)で定められた契約書類を出演者に提供しなかったなどとして、同法違反などの罪に問われた男性被告人の裁判は6月19日、東京地裁で結審した。検察側は懲役2年・罰金計180万円を求刑。弁護側は「同法の規定は違憲である」として無罪を主張した。AV新法違反が初めて問われる刑事事件の判決は、今年9月に言い渡される。&#98