法廷録音をめぐる制裁裁判で過料3万円の決定を受けたことを不服として、大阪弁護士会の中道一政弁護士が申し立てた抗告について、大阪高裁(齋藤正人裁判長)は6月9日、棄却する決定をした。中道弁護士は最高裁に特別抗告するという。中道弁護士は5月30日にあった公判で、法廷内での録音をめぐり岩〓邦生裁判官と押し問答になり、退廷命令を受けた。指示に従わず法廷に留まっていたところ、警備員から手錠をかけられて拘束室に連行