韓国のソウル首都圏に属する京畿道(キョンギド)は1日、金浦(キンポ)市と坡州(パジュ)市に対してマラリア警報を発令したと韓国メディアが報じている。両市では今年に入ってから集団発生が相次ぎ、全国のマラリア患者は120人と、前年同期比の44%より大幅に増えている。また、全体の約6割が京畿道で発生している。マラリアと言えば、熱帯地方の感染症というイメージがあるが、必ずしもそうでない。日本にはかつて土着マラリア