アイドルグループのメンバーだった新澤典将さんが契約期間中に脱退したことをめぐり、元所属事務所が989万円の違約金を求めた裁判で、大阪地裁は請求を棄却した。一方で、新澤さんが事務所に未払い報酬11万円を求めた反訴については、その請求をすべて認めた。新澤さんの代理人をつとめる河西邦剛弁護士によると、大阪地裁の判決は「アイドルの労働者性を認めて、労働基準法を適用した画期的なもの」だという。一方、事務所側はこ