国連被拘禁者処遇最低基準規則、通称マンデラ・ルール。文字通り、拘禁施設に収容された人に対して最低限保護されるべき原則を示したものだ。日本でもこれが守られているとは言えない。名古屋刑務所では昨年、22人の刑務官のうち10人以上が受刑者に暴行を繰り返していたことで摘発されている。2001年には高圧ホースを肛門に当てて受刑者を死亡させる事件、その翌年には革手錠つきベルトで腹部を締め上げる事件が起きている。また入