「次世代への愛」を掲げ、「子どもを大切にするアピール」に余念がない金正恩総書記。かつて故金日成主席の呼称の枕詞として使われていた「オボイ(父母)」という言葉を、自身に対しても使わせるようになったことから、家族国家思想の家長として君臨しようという目論見が垣間見える。国営朝鮮中央通信が今年1月10日に配信した「助け合い、導き合う美風が国風となっているわが社会」という記事にも、それが色濃く現れている。以下