中国の春秋戦国時代、晋の介子推は、驪姫の乱で国を追われた主君の文公と共に長年にわたる放浪生活を送った。文公が食べ物を奪われ飢えに苦しむのを見て、介子推は、自分の太ももの肉を切り取って食べさせた。このエピソードから「割股奉君」(股を割きて腹を満たす、腿の肉を切って主君に奉公する)という故事成語ができたが、これは「忠誠心の大切さ」を子どもたちに教えるために「創作」された美談だろう。そういうやり方は2023