北朝鮮では、土地も住宅もすべて国が所有することになっているのだが、それらの使用許可証を売買する形で、不動産市場が形成されている。当局は、このような実情を逆に利用して、完成後に実質的な「分譲権」を与えることを見返りに、トンジュ(金主、ニューリッチ)から住宅建設への投資を募る手法を用いてきた。これなら予算が不足していても住宅建設を行うことが出来、上層部に実績として示すことができる。一方で、トンジュは受