「男はこうあるべき」「女はこうあるべき」という「型」を押し付けられることは、どんな悲劇を生むのか。コラムニストのアルテイシアさんは「私の母は、50代のときに拒食症で亡くなった。大人になり、フェミニズムに出会ったことで、『母は、若く美しい女が男に選ばれてハッピーエンド』というジェンダーの呪いに殺されたのだと理解するようになった」という――。(第1回/全3回)※本稿は、アルテイシア『自分も傷つきたくないけ