めったに使わない難読漢字は読めなくても仕方がないけれど、時々目にするのに読めないと、大人として恥ずかしい思いをすることも。『100ページでテッパンの漢字力』(青春出版社)は、「遭遇率」が高く読み間違えやすい漢字をまとめた一冊だ。本書には、「菠薐草(ほうれんそう)」や「墺太利(オーストリア)」といった使用頻度の低い難読漢字は出てこない。「今も日常的によく使われていること」を基準に選ばれた誤読しやすい漢