インドに、“オオカミ症候群”と生きる10代の少年がいる。ラリット・パティダールさんは生まれた時から身体全体が毛で覆われており、世界で数人しかいないとされる奇病から、ユニークさと生きることを学ぶ日々だという。先天性疾患による多毛症から、学校でいじめに遭ったものの、現在は過剰に毛が生える症状にも慣れたとパティダールさんは語る。「自分の身体全体が毛で覆われていることに徐々に気づきました。良い意味で私は普通