JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」が地球へと持ち帰った小惑星「リュウグウ」の試料。その初期分析の結果、リュウグウの全体的な組成はCIコンドライト (※1) と類似していることや、リュウグウは過去に約40℃程度の低温にさらされたことがあり、氷が解けることによって生じた液体の水の作用で変質した鉱物が存在することがこれまでに確認されています。液体の水による変質は太陽系誕生から約500万年後の出