師走に入り各地で新年を迎える準備を進める中、日光二荒山神社では年の瀬の風物詩の一つ「幣束づくり」が始まりました。 神職が木づちと特製の刃物で裁断した和紙を八乙女たちが稲妻の形に折りたたみ、細い竹に刺して幣束が作られていきます。 幣束は無病息災や家内安全を願う正月のお供え物で、日光二荒山神社では毎年師走に入ると一つ一つ手作業で幣束づくりが始まります。 幣束には三つの色があり、古くから赤は火を使うお勝