レモン畑が広がる瀬戸内海の離島、三角島(みかどじま)で、新しい日本酒ビジネスが花開こうとしている。日本酒ベンチャーの「ナオライ」は、海外展開を視野に、長期保存が可能な「第三の和酒・浄酎」の販路拡大を図っている。ジャーナリストの牧野洋氏がリポートする――。(第6回)■本社があるのは人口数十人の三角島ルーラル(田舎)起業家――。SDGs(持続可能な開発目標)や「ESG(環境・社会・ガバナンス)」への関心の高まり