1985年の服部道子以来、37年ぶりに「全米女子アマ」を制した馬場咲希は優勝会見で言った。「自分のゴルフができた」。最近の、特に若い選手が使うことばで勝因を語った。「Danaオープン」で上原彩子が1年2カ月ぶりに米ツアーに復帰した。各国のトップクラスが集まるツアーで、馬場とは対照的に飛距離が出るほうではない彼女が10年間戦えている理由は、ショートゲームを中心として1打1打積み上げていく丁寧なゴルフがあるからだろう