【▲ 重力レンズ効果を受けた銀河「SGAS J143845+145407」(Credit: ESA/Hubble & NASA, J. Rigby)】こちらは「うしかい座」の一部分(1.57×1.55分角の範囲)を捉えた画像です。画像中央の銀河をよく見ると、まるで銀河から吹き出した炎のような天体が写っているのがわかりますでしょうか。欧州宇宙機関(ESA)によると、「SGAS J143845+145407」(以下「SGAS J1438」)と呼ばれているこの天体の正体は、「重力レンズ」効果