【▲ 球状星団「NGC 6558」(Credit: ESA/Hubble & NASA, R. Cohen)】こちらは「いて座」の方向約2万3000光年先にある球状星団「NGC 6558」です。球状星団とは、数万〜数百万個の恒星が互いの重力に引き寄せられて密集している天体のこと。数え切れない星々が青、赤、白と様々な色で輝く宝石箱のようなその様子は、渦巻く銀河とはまた違った美しさを感じさせます。天文学者にとって、美しき球状星団には別の魅力があります。