■不動産調査のレイスによるとモール空室率は2021年の第3四半期(7月〜9月期)で11.2%となった。モール空室率は前年同期の10.5%から0.7ポイントも上昇している。コロナ禍でモールから撤去するテナントが増えていることで空室率は昨年から悪化しているのだ。モール側は歯抜けとなった空きテナントをなんとかして埋めたいと思っているが、物販で元気のある小売店はそれほど多くはない。ただ、一つの分野だけ有望な市場がある。